余白で雰囲気を出す

余白で雰囲気を出す

2019年1月23日 0 by_ 並木 隆
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入門者が花の写真で撮影する一番多いパターンが図鑑に載っているような写真。
なんでそのような写真を撮ってしまうかといえば、普通は花の写真なんて図鑑の表紙の写真しか目に入りませんから、それしかイメージが湧かないんですよね。花は咲いているところで直接見るもの、というのが一般的な認識、感覚だと思います。
それに、色や形がちゃんとわからないと花写真じゃないっていう先入観を持っている方も多いですね。だから、どんな花だかわかるように斜め上から画面いっぱいに花を写そうとするんです。

別にそれが悪いなんて言ってませんよ、全然構いません。でも、そうやって撮影した写真を他の人が見たときにどんな感想をもつか? 「この花キレイだねぇ~」なんですよ。そう、あなたの撮った写真がキレイではなくて、写っている花がキレイなんです。

こんな花が咲いていたんだよって説明するためならいいですよ。でも、それならわざわざ高価なカメラで撮る必要なんてないし、スマホで撮ったっていいじゃないですか。この写真キレイ!って思うような写真を撮影するには、花だけでなく周囲が木々で囲まれていたり、たくさん咲いているといった雰囲気を感じられる写真にしてみましょう。

そのためには、実は花を小さく撮ることがポイント。初心者の多くは とにかく大きく撮ろうとする傾向があるけど、とりあえず、画面の1/4くらいを目安にしてみましょう。きっと今までとは違う写真になりますから。

 

Takashi-Namiki 並木 隆 (なみきたかし・Takashi Namiki ):
1971年東京生まれ。
高校生時代月刊カメラマンを通じて丸林正則氏と出会い、以降写真の指導を受ける。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)中退後、フリーランスに。花や自然をモチーフに各種雑誌誌面での作品発表。日本写真家協会、日本写真協会、日本自然科学写真協会会員。

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