カメラを選ぶ基準

カメラを選ぶ基準

2019年1月17日 0 by_ 並木 隆
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仕事柄生徒さんからの相談はもちろんですが、写真を趣味としない知り合いからもカメラはどこの何を買ったらいいですか? という質問をよく受けます。
正直に言うと、今発売されているカメラならなんでもOKです。
使い方や設定が難しいから簡単なやつって言われるんですが、細かい機能まで覚えようとしたらどれも難しいです。オレだって全ては覚えていない・・・いや、ほとんど覚えていないな(笑)

今のカメラは押せば必ず写るので、どれでも良いといっていいでしょう。
写真を趣味としない知り合いは、だいたい子供の運動会とか旅行のときにちゃんと撮れればいいって感じですし、予算も限られている場合が多いので自ずと入門機種のダブルズームセットに落ち着きます。できるだけ小さくて軽い方がいいならミラーレス一眼かな? ある程度機種やクラスが絞れたら、あとはお店に行って実際に持った感じとかデザインの好き嫌いで決めればいいよとアドバイスしています。
よく、メーカーから直販とかで安くならなったりしないの? って聞かれますが、安くなりませんって。昔はプロサービス経由だとそういうこともあったみたいですけど、基本はみなさんと同じようにお店で買ってます。

 

そうそう、できるだけ安く買いたいってのはオレも同じですが、ネットで調べて価格だけで飛びつくと出所の怪しいものをつかまされることもあるので注意しましょうね。モノ自体はメーカーがちゃんと検品して出荷しているので問題ありませんが、お店で商品管理がちゃんとできていなかったり、万が一壊れていたときにクレームが効かないとか、安いなりの理由があったりするんですよ。新品で買ったのに・・・ってことにならないよう、信頼のおけるお店で買った方がそのあたりは間違いないですね。

 

んで、選択枠が広いのは写真教室の生徒さんです。
今はカメラのタイプがミラーレス一眼か、一眼レフを選ばないと先に進めません。
写りは変わりませんが、ファインダーがミラーレスはモニター、一眼レフはレンズから取り込んだ光を見る従来の光学ファインダーになります。見える明暗の範囲で言ったら絶対一眼レフ。でも、それ以外は拡大できたり、ピントの合っているところの色が変わるピーキングだったり、ヒストグラムを見ながら撮影できるので、ファインダーの情報量は圧倒的にミラーレスなんですよねぇ。
また、どんな機種でも視野率100%というのも魅力。ちょっと前まではちらつきがあったり、明るすぎて目が疲れるようなものもありましたけど、今はどの機種もキレイ。一眼レフからのミラーレスは違和感があるかもしれませんが、慣れです、慣れ。

次に写りってことになればやっぱりセンサーサイズは物理的に大きい方が有利なフルサイズってことになりそう・・・ですけど、実はセンサーが大きくなればレンズも当然大きく重たくなるので、使いたいレンズとボディの大きさや重さがどのくらいになるのかのトータルパッケージで考えましょう。写りを優先してフルサイズにしたのはいいけれど、大きくて重たいから持ち運びに不満を感じる・・・って話よく聞きますから。
ですから最初からフルサイズに絞り込むのではなく、APS-Cサイズやフォーサーズも候補に入れておきましょう。センサーが小さくなればなるほど、トータルパッケージは小さくて軽くなりますからね。よっぽど高ISO感度を使う条件じゃなければ、そっちを優先して機種を絞り込むことをオススメします。

 

Takashi-Namiki 並木 隆 (なみきたかし・Takashi Namiki ):
1971年東京生まれ。
高校生時代月刊カメラマンを通じて丸林正則氏と出会い、以降写真の指導を受ける。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)中退後、フリーランスに。花や自然をモチーフに各種雑誌誌面での作品発表。日本写真家協会、日本写真協会、日本自然科学写真協会会員。

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